2019年7月18日木曜日

6年生 着衣泳


プールだけでなく,海や川など水で遊ぶ楽しさが増える夏休み。
しかし,一歩間違えれば命を奪う危険もあります。
そこで
着衣状態での動きづらさを体験したり,ラクに呼吸ができる浮き方を学んだりするために
本日6年生は「着衣泳」を行いました。
 
早速,着衣状態でプールに入ると「重ッ!」という声が聞こえました。
クロールで7mほど泳いだだけでも「泳ぎづらい」「大変!」と感じたようです。
 
普段,泳ぎが得意だと思っている人でも,着衣状態だと思うように泳げません。
そこであわててしまうと無駄な動きが多くなり,体力を消耗してしまうのです。
 
着衣泳で一番大切なことは「あわてずに、浮いて、待つ」ことです!
上向きに寝た姿勢で呼吸を確保しながら浮く『ラッコ浮き(背浮き)』を学びました。
無駄な動きをせずに,できるだけ長く浮いて,助けを待つことの大変さを体験しました。
 
「たった20秒でも長く感じる~!!」
 
水を吸った衣服でも空気を含ませるととても浮きやすくなることも体験しました。
 
また,ラッコ浮きのままラクに移動できる
「イカ泳ぎ(エレメンタリー・バック・ストローク)」も学びました。
 
次は,もし水に落ちた人を見かけたら…
「身近にある浮きそうな物を投げ入れる」ということも学びました。
 
今回はペットボトルを使いました。
空っぽで投げるよりも,少し水を入れて投げる方が遠くまで届くことも学びました。
ペットボトルを使うとラッコ浮きが簡単にできていました。
 
今回学んだことを実際に使う機会がないことが一番ですが,
知っていると知らないとでは大きな違いがあると思います。
 
いろいろな危険に気をつけて,楽しい夏休みにしてほしいです!