2022年3月25日金曜日

有り難うございました

「あんしんメール」でお伝えをさせていただきましたが,本日,年度末の人事異動の内示があり,私を含む17名の教職員が転退職することとなりました。また, 長らくご愛読いただいて参りました本blogも,本年度はこれで終了させていただきます。つたない文章ではありましたが,学校と家庭・地域とを 繋ぐ架け橋となってくれていたであろうと信じたいと思います。バトンは,初狩小から戻って参ります梶本校長先生に引き継がれます。どうぞ今後 ともご愛読ください。宜しければ,転任致します押原小学校のblogも,時々で結構なので覗いていただけると嬉しいです。私は,教諭・教頭・校長 と,3つの立場で通算12年も,常永小学校にお世話になりました。教師として育てていただきました。退職まで残り3年を残しての異動となりまし た。最後に,「我が常永小は,永遠に不滅です。」(彼の長嶋茂雄氏が,夕闇迫る,今はなき後楽園球場で語った,“アノ”口調で読んで下さい。) 皆様,本当に,有り難うございました。See you !!

2022年3月24日木曜日

令和3年度終了

手先がかじかむ朝でした。お陰様で本日、202日に渡る令和3年度を無事に終えることが出来ました。有り難うございました。今回も、リモートで、修了式を行いました。当然のことながら、6学年のフロアーは、ひっそりとしていました。1年生の来入が待ち遠しいです。

2022年3月18日金曜日

第20回卒業式

町代表教育長太田充様の御臨席を仰ぐ中,令和3年度(通算20回目)の卒業式を挙行致しました。今年度も,昨年同様,コロナに対する 厳戒態勢を敷く中,子ども達の成長への意思,保護者様の我が子に対する熱い思い,教職員の児童への思いが式場内に溢れる,大変「あたたかい」 (保護者談)卒業式を行うことが出来ました。ただただ,子ども達の多幸を祈るばかりです。

2022年3月17日木曜日

6年生100名の巣立ちの準備

6年生100名の巣立ちを明日に控え,本日5校時に,五年生91名と全教職員とで,卒業式の準備を行いました。それに 先立つ給食。6年生にとっては小学校生活最後となる給食のメニューは,次のような物でした。キムタクご飯も十分美味し かったですが,個人的には,ネギソースのかかっていた鶏肉が激ウマでした。さて,それらに添わせて,本日,月1で昼 の放送をさせていただいてきたPrincipalタイムの最終回を行いました。6年生へのメッセージを込めて,遠く遠く/槇原敬 之 (コバソロ & 亀川アキ Cover)https://www.youtube.com/watch?v=T9e4k2WEZgU と 森山直太朗/さくら https://www.youtube.com/watch?v=p_2F2lKV9uA の2曲をお届けさせていただきました。

2022年3月16日水曜日

引き継がれる伝統

ここ数日の初夏のような陽気に刺激されたのでしょうか,校庭の桜のつぼみが一気に膨らみました。上手くすれば,金曜日には,6年生の門出を 祝うかのように1・2りん,あわいピンクの花びらを開いてくれるのではないかと,期待します。そのような中,3校時に,5年生が6年生の 卒業式の練習を参観するという時間を設定しました。これは昨年から始めた試みなのですが,コロナにより5年生が卒業式に出席できない状況が 続いています。このままだと,5年生に“卒業式”を経験させる学習の機会がありません。そこで,雰囲気と流れを学習してもらうために始めた 取組です。5年生と6年生が一堂に会すると,6年生の成長が際立ちます。(学校としては,これで無くては困るのですが。)6年生は,雰囲気も 含めて,正しく中学生の態度でした。一方,五年生も,「来週から最上級生です」といった自覚に溢れた態度で,とても頼もしかったです。 常永小学校の良き伝統が,こうやって引き継がれるのだなと,校長の私はほそく笑んだ次第です。

2022年3月15日火曜日

それぞれの3月15日

3年生は算盤の学習を行っていました。ランチルームでは6年生が,卒業作品として記した四字熟語を,掛け軸に作り替えていました。 さすがに「焼肉定食」と記した子どもはいませんでした。(;^^)ヘ..5年1組の教室には,私が子ども達に求めた,善行7つを記した「もっと いい学校をつくり隊 隊員証」が掲示してありました。7つ星には,その達成を意味する黄色が塗られていました。5年1組には,最上級生 となる自覚を促す4月までのカレンダーが掲示され,「1年生を迎える会」などの行事日程が記されていました。校長室に戻ると,小さな訪問者が。 手には配られたばかりのリコーダーが握られていました。来年度から使用する個人所有のリコーダーが配られたとか。早速,吹いてみるように 促しました。子ども心に,自分では全ての穴を塞いだつもりなのに,ピーといった音しか出ず,穴をしっかり塞ぐことの難しさを感じたことを, 昨日のことのように思い出しました。

2022年3月14日月曜日

「中1ギャップ」対策を万全に

「中1ギャップ」と言う言葉を御存知ですか?中学校へ進学直後の1年生が,劇的な環境の変化に上手く対応できず,中学校生活にスムーズ に船出できないという課題です。私が中学校に進学した頃は,そのような言葉はありませんでしたが,子ども心に少なからず,その壁というか ギャップを感じたことは覚えています。船出で子ども達がつまづかぬよう,小学校と中学校は小・中連携の名の下に,いろいろな取組を行います。 本日はその1つとして,秋山教頭先生をはじめ押原中学校の先生方が本校をお訪ねくださり,6年生の授業風景を見てくださいました。既に, 食物アレルギーを始めとするいくつかの事柄については,個人情報の引き継ぎをさせていただきましたが,今後更に子ども達の健やかな成長に向け, 留意していただきたい事柄の引き継ぎを順次,行っていきます。同時刻,他学年においては,まとめの学習が数多く行われていました。2年生では, 今年度学習したかけ算九九のまとめとして,「かけ算時計」なるプリントに挑戦していました。4年生では,まとめの作業を行い,終わってしまっ た子どもはタブレット型端末をあやつっていました。1年生の教室を訪れましたら,1年生の「見て見て・・・」攻撃に遭いました。「森林」など 難しい漢字がノートいっぱいに書かれており,しかも担任の先生から花丸も頂いたノートだったので,記念にパチリ1枚。1年生はあと数日で, 黄色い帽子を卒業です。

2022年3月11日金曜日

祈りを捧げる・・・3.11

昭和町教育委員会の御指導もあり,朝から半旗を掲げました。また,大震災の発生時刻14時46分のサイレンに備え,昼の校内放送で東日本 大震災のあらましについて,子ども達に説明しました。何と言っても大地震が発生した2011年(平成23年)は,4年生の多くが生まれた年で, 本校児童の半数以上が,震災後に誕生したというのが現実です。14時46分にサイレンが鳴る理由。黙祷の意味。半旗の意味。ゆっくりと, 分かり易く説明をしました。まみえることは無かったけれど,命を失った当時の小学生に心を寄り添って欲しかったからです。そして,未だに 苦労をなされている方々が,一刻も早く幸せに近づけるようにと祈って欲しかったからです。防災昭和からアナウンスが流れると,「先生, 黙祷の時間だよ」と教師に呼びかける少年の声が校長室に届きました。子らは,黙祷という言葉,意味を,学習してくれたのでした。1年生は, 下校時刻をずらし,心を震災の地に届けました。3年生も小さな手を合わせ,祈りを届けました。防災昭和からのサイレンが,校舎内に響き 渡りましたが,逆に常永小は静寂に包まれていました。校庭の日の丸が,南風にはためいていました。その後,3年1組に視線を投げかけると 秋山珠穂先生が身振り手振りを加え,11年前の3月11日午後2時46分の様子を子らに語り継いでいる様子が,目に飛び込んできました。 命の大切さについて触れた1日でした。

2022年3月10日木曜日

100の夢に触れて

押原中学校を含むの県内の多くの中学校において,本日,卒業式が行われました。その様な3月10日の午前中,小学校生活残り7日(卒業式 は3月18日金曜日)となった6年生は,1・2校時,体育館で,卒業式授与の練習に取り組みました。本校の卒業式においては,コロナ対策が 求められた昨年から,呼びかけのセリフを減らす代わりに,子ども達が卒業証書を授与される直前に一人一人,「決意の言葉」を述べることに なっています。(下の写真の位置で述べます。)私は今日,6年生100人の100の夢を聞かせていただきました。とても聞き応えのあるものでした。 「中学校に行ったら勉強と部活を頑張りたい」と言ったささやかな夢から,プロのサッカー選手,イラストレーター,気象予報士,冒険家,医師 といった具体的な夢。そして,人と人とを繋げる仕事,国際看護士,「子どもの心に寄り添うスクール・ソーシャルワーカー」といった崇高な 夢も語られました。自分が12歳だったとき,そこまで深く考えていたか?心許ない気持ちに包まれると共に,令和の時代に生きる子の考えることは 昭和52年3月に小学校を卒業した当時の私とは違うなと,妙に感心した次第です。午後には「愛校作業」として,これまで使ってきた給食用ワゴン 等をキレイにしてくれました。

2022年3月9日水曜日

評価すること=評価されると言うこと

学期末,年度末を迎え,先生方は成績付けに「大わらわ」の日々です。そんな中,今日は校内研修の時間を利用して,本来的な「評価」の意味と, 教師として子どもを評価することは,実は子どもの保護者から教師が評価されることをも意味する,という話をさせていただきました。テストの 結果に基づいて◎・○・△に振り分ける行為は,成績付けとは言うかも知れませんが,本来の「評価」の意味からすると,真の「評価」とは異なる のでは無いかと。本来の「評価」とは,子どもと1年間生活を共にして,その子のよさをどれだけ理解でき,認められたかを表現する行為。故に, 「あゆみ」を通して保護者から「先生は本当に我が子をよく理解してくれている」という評価を頂くこともあれば,逆に「先生は結局,家の子ども のことを余り理解してくれていなかった」と厳しい評価を頂いてしまうことにもなりかねないと。故に心して評価を行わなければならないと言ったお話し を,先生方にさせていただきました。さて,この度,完成した増築棟と新設の遊具。遊具にはプチ・ボルダリング体験のできる壁面が・・・。 野口啓代選手のようなメダリストが誕生するきっかけとなってくれれば・・・。

2022年3月8日火曜日

上々の第一歩

新登校班での登校がスタートしました。今回は,保護者の皆様方にも積極的に登校班編制に加わっていただき, 概ね8時05分頃,校門をくぐれるように集合時刻も設定していただきました。本日,西門を最後の班が通過したのは, 手元の時計で,その8時05分ピッタリでした。そして,東門を最後の班が通過したのは8時07分でした。保護者の 皆様方に設定していただいた集合時刻がドンピシャだったことになります。有り難うございました。この集合時刻が 崩れないように,今後とも御指導の程,よろしくお願い致します。そんなわけで,今,話題の,ビオトープと上河東保育園, ゆめ広場が接する交差点は,これまでに無く短時間で多くの班が通過しました。さて,町制施行50周年記念動画に関わる 学校紹介ビデオの撮影が行われました。本校は何と言ってもジョウエイジャーの登場です。すると,3年生3名がその様子 を見つけ「ジョウエイジャーがいるよ」と語り始めました。そこで,3名を呼び,耳元で「高学年になったら児童会本部に 入るといいよ。すると,ジョウエイジャーに変身できるよ」と誘いました。そしたら,帰ってきた返事が・・・。「遠慮 します。恥ずかしいので。」ですって。おっとなじゃーん。

2022年3月7日月曜日

最初が肝心・・・新登校班始動!

過日のPTA地区会議で協議・決定していただきました“新登校班”が始動しました。本日5校時に地区集会を開催し, 新登校班を確認しました。また,4月から登校班に加わる新1年生に,登校班長,集合場所・時刻等をお知らせする お手紙も書きました。その後,整列時の順番決めや,新班長の旗振り講習も行いました。明朝からが本格始動。過日お決め いただいた集合時刻に集まり,概ね8時05分頃に登校できるか実験です。保護者の皆様,明朝は,出来ましたら大人の 目で確認していただけると助かります。混乱がございましたら,学校(教頭)に,御一報ください。

2022年3月4日金曜日

「学び」の花園

校長室には坂本龍馬の写真をはじめ,ものを考えるときに側に置いておきたい色々な物を掲示しています。日本における フランス料理界の重鎮・三國清三Chefのポスターもその一つです。Chefの人生をRespectしていることもりますが,その写真に 添えられたメッセージを気に入っています。そこには,「若い時こそ,沢山の『本物』に触れる必要がある」と記されています。 今朝,登校途中の6年生2人が,修学旅行の思い出話をしていました。ネタはもっぱら,ホテルのフルコースの話。そして, 中華街での食事に至っては,「麻婆豆腐はメチャ辛かったけど,その辛みの向こうにうま味があるんだよね」と・・・。 その6年生,小学校生活,残りわずか11日となりました。2校時,校舎内を一巡しました。体育館では6年生が,卒業式の練習を行っ ていました。1年3組(廣瀬学級)では,三角形のタイルを使って色々なモノを作っていました。例としてロケットが 示されていましたが,斉藤君はその下に炎を置きました。発想が素敵です。2年2組(名取学級)では,粘土と串を使って 頂点と辺の学習をしていました。武田さん,ゆがみのない立体を作れました。3年2組(渡邉学級)では,理科で学習した ことを使って「おもちゃを作ろう」という学習をしていました。見て下さい,田中君の作品。迷路を探検です。ワープ等と 書いてあります。子どもの視点で,ワクワクします。5年3組(末木学級)では,佐久間先生が振り子の実験機を教室に持ち込み 振り子の原理を指導していました。極めつけは4年3組(辻学級)のワークスペースに展示してあった作品。感謝の気持ちを表す というテーマでの創作作品です。多くがカード形式の中で,特異な作品が・・・。見れば,「ひっぱれ」と書いてあります。恐る恐る アコーディオンのように蛇腹を開いていくと,「みんなほんとにありがとう」の文字が記してあります。辻先生に依れば,パソコンで自ら調べ 創作したとのこと。しかも,あ・り・が・と・う,と5文字示したところで,2マス空いてしまった。そこに少年は,「みんな」という 言葉と「ほんとに」という言葉を入れたのでした。髙坂君,その「人に感謝出来る」心。ずーっと,大事にしてください。校長として 教室を巡れば素敵な学びに出会える。幸せなことです。

2022年3月3日木曜日

上巳(じょうし)の節句・【桃の節句】の常永小

3校時,暖かな日差しが降り注ぐ中,4年1組(野呂瀬学級)と4年4組(那須学級)は,校庭で体育を行っていました。白い体育着の子が多くな ってきました。4年2組(勝野学級)は算数を,直方体の模型を手に行っていました。2年1組(生山学級)は,国語で「スーホの白い馬」という お話しを学習していました。6年生は,小学校生活最後の図書貸し出しに臨んでいました。卒業間近となると,借りる本にも個性が溢れ,所謂文字 ばかりの本も抵抗なく借りられるようになります。3組の山内さんは歴史が大好きで,中でも新選組のファンとか。新選組がらみの本が数冊, 借りる本の中に収められていました。大変穏やかな空気に包まれています。

2022年3月2日水曜日

幻となってしまったスキー教室

1度ならずも2度までも延期をし,実施のタイミングを探っていたスキー教室。その実施を,中学校を含む町立学校4校共,断念しました。 今朝方,下の写真のように,お弁当袋を持参した児童が見受けられたのはそのためです。県の「臨時特別協力要請」を町及び町教育委員会が 受け入れたことに依ります。楽しみにしていたであろうが故に,5・6年生には本当に申し訳なく思っています。その子ども達の心を少しでも 慰めようと,6年生の先生方は,コロナ関連でこれまた中止となった押原中学校の授業参観に代えて,同中学校から御提供頂いた「中学生日記」風 (と言っても,お分かりにならない方の方が多いかと思いつつ・・・)ドラマ仕立ての押原中紹介ビデオの視聴。更に,この度,本校に引き渡し 叶った新しい遊具を使い初めする機会を設定してくれました。5年生は今後,今回の「中止」に替えて「お楽しみ会」を実施するとのこと。 心が痛みます。遊具の使い初めを行う6年生。群がっています。(^_-)-☆5年生以下の児童には,使い方の指導の後,順次開放します。