2022年1月31日月曜日

立派な子ども達

昨年まで本校にお勤めだった大原千恵美先生の置き土産に,ウーパールーパーが2匹居ます。毎日,飼育委員会が餌やりをするなど,大切に 育てています。そのウーパールーパーの水槽前での光景です。6年男子が一生懸命,ほうきで何かを掃き集めています。聞けば,餌やりの時に 手が滑り,餌を大量にまいてしまったとのこと。「大丈夫ですか」と問うと,落ち着いて「かき集めて,またえさの筒に入れます」とのこと。 慌てる様子もありません。私はふと,考えてしまいました。「これぞ成長というのではないか」と。低学年の子ども達も,毎日,水槽をのぞき込 みます。しかし,もし餌をこぼすというトラブルに巻き込まれたとき,同じように教師に頼らず,適切に対処することができるのか。校長室には, 社会科教育学の大家・元文部科学省教科調査官の北俊夫先生による「人生は問題解決の連続」なる書が掲げられています。少年はそれを見事に 成し遂げたのです。卒業間近の6年3組,名取さん。成長しましたね。もう1題。とある登校班が,1列にしっかり整列して登校してきました。 そこで,その内の1人に校務センター前で出会ったものですから,「しっかり整列していて立派でしたね」と誉めたところ,私に「有り難うござ います」と礼を述べました。3年1組の山本さんでした。給食前,4年のワークスペースで4年4組の秋山さんに出会いました。NHKの番組で とても立派なコメントを言っていたので,これまた誉めたところ,「ソーシャルディスタンスを言い間違えたので・・・」と謙遜しました。「皆 4年生が,あんな立派なことを言ったので驚いていましたよ」と再度誉めると,秋山さんも誰に促されたわけでもないのに「有り難うございます」 と私に礼を述べました。即座に礼を言える。立派な子ども達です。私,結構,子どもを誉めるんですが,常永小の子どもはほぼ全員,礼を言えます。 たいしたものです。

2022年1月28日金曜日

いつもと変わらず,昨日とも変わらず

「永」グループ1日目の様子。1枚目は3年3組,小林千純学級の理科の授業。実験で確かめる内容を,ビデオで確認しています。2枚目は 3年1組秋山珠穂学級の国語の授業。3枚目は1年1組石原学級の国語の授業。どのクラスもいつもと変わらず,テレビカメラが入った昨日 とも変わらず,3密に気を付けながら,しっかりと学習をしていました。朝,教頭先生が,「『取材の時だけ?』などと揶揄されないように, これまで取り組んできたことを,全教職員で徹底して参りましょう」と,教職員用連絡ツールを使って,全員に指導して下さいました。ところ で,昨日の「News かいドキ」,御覧くださいましたか?子ども達がしっかりと自分の気持ちや考えを表現していて,校長として,とても嬉しく 思いました。その一方で,「子ども達に忍従を課している」思いがあるものですから,昨日は,テレビカメラに向かう1年生のさみしげな表情が 気になりました,昼休みに1年4組望月学級をのぞきに行きました。そしたら,私の目に飛び込んできた光景は,給食の片付けを終えた望月先生に しがみつき,甘える女児2人の姿でした。密だの,ソーシャルディスタンスだの,そんな野暮な言葉は全く浮かびませんでした。むしろ,ホッ としたというか,とても嬉しい気持ちが一気に広がりました。これぞ,子どもの本来の姿!そう思ったのです。

2022年1月27日木曜日

【速報】NHKの取材を受ける

本日,10日間に渡る「分散登校」がstartしました。誤解を恐れずに申し上げれば,何か真新しいことを始めるわけではありません。地域の 感染レベルが3に引き上げられたことに伴い,「これまで行ってきた感染予防対策」をより徹底して行うということです。写真は4年3組辻学級の 様子です。感染予防として,座席配置も市松模様に整えています。さて,そのような中,NHKが「学校現場の感染対策」というテーマで取材に 訪れました。朝7時過ぎには,大きな取材専用車でおいでになり,午後1時過ぎまで本校に張り付きで,取材をなさいました。このような御時世 なので,取材依頼を頂戴した時には躊躇したのですが,保護者の皆様がお子様のコロナ感染を危惧なされている時だからこそ,むしろ積極的 に情報発信をした方が良いだろうとの判断で,取材を受け入れることにしました。朝の登校場面から,教室に入室するときの手消毒の場面, 朝の会,体育館での体育の様子,給食前の手洗い場面,配膳,黙食風景etc・・・。半日をかけ,じっくりとカメラを回していらっしゃいました。 子どもにもインタビューをしていました。本日午後6時10分NHK総合「Newsかいドキ」で放送されるとのことですので,常グループだけで無く 永グループの保護者の方々も御覧頂きたいと思います。そして,常永小の分散登校の様子を知り,御理解頂ければと思います。子ども達,私 同様,若干緊張ぎみで,おすまし状態でした。

2022年1月26日水曜日

コロナ禍,頑張る子どもに校長賞

いよいよ明日から分散登校を実施します。そこで,本日は生活指導を含め色々な指導や諸準備に追われました。その一つが,せっかく半数児童 の登校下で行う授業が,児童の座席が分散せず,一か所に蜜状態になっていたのであれば分散登校を行う意味が無くなってしまうので,常・永 それぞれ,半数ずつ登校しても,市松模様に座席がなるように,座席替えをしました。写真は,4年1組の座席移動の様子です。もう一題。今日は 月1で,私が子ども達に名曲と共に直接話しかけるお昼の放送「Principal-Time」でした。その中で,昨年同様,コロナ禍,我慢に耐える子ども達を 応援しようと「校長賞」を今回も授与する旨を,放送内で発表しました。詳しくは本日,「レッツチャレンジ校長賞」なる便りを1人一枚持たせ ましたので,そちらで御確認下さい。今回は,学校で,賞状授与式も行いたいと思います。是非,チャレンジさせて下さい。本日,子ども達に プレゼントした曲は「春よ来い」(https://www.youtube.com/watch?v=XlfurSs8KqM)と,NHKの北京オリンピック放送テーマ曲miletの「Fly High」 (https://www.youtube.com/watch?v=TMDNnaQiCHY)の2曲。中でも,2曲目は私から子ども達への応援歌でもあります。早く子ども達を,何の 心配も無く,伸び伸びと,広い大空の下で遊ばせてあげたいものです。季節も,精神的にも「春よ来い!」。

371という数を前にして

報道に依りますと,昨日の山梨県内における新型コロナウイルス新規感染者は371名だったとか。更に朝刊1面見出しには「ピークは先」 との文字も躍っています。山梨県からも,ほぼ連日,知事名の要請・依頼が,地教委を通して下りてきます。本校は,児童,保護者,教職員と その家族を含めると,約2,000名を超える人々の安全・安心の中心に位置尽く場所となります。そこで,医療崩壊や教職員を含むエッセンシャル ワーカーの確保など,危惧する課題回避のため,適切な行政判断と対処が求められ,正直なところ緊張の連続です。学校の長の立場に立つ方は 私を含め,自校でクラスターが発生することを一番恐れていると思います。私も,学校が安全・安心の場であるというのは,保護者との信頼関 係構築において,1丁目1番地の課題だと捉えています。そんな中,保護者の皆様の中には,「これだけ感染者が出ているのに,常永小学校は 休校の話も聞かないし,集団で検査を求められているといった話も聞かないけれど,大丈夫なのか」という不安感を抱いている方もいらっ しゃると思います。そこで,お伝えしますが,現状において,学校,学年を閉鎖しなければならない事態には至って居ませんし,お陰様で集団で 各種検査を求められる事態にも至っておりません。ただし,これには,保護者の皆様の御理解と御協力があってのことであることを申し添えます。 昨日は,「チームを組んで仕事をしている方が陽性になったので,万が一を考え子どもを早退させます」という保護者様がいました。「下の子が 通っている●●園で陽性者が出たので,下の子の検査結果が出るまで学校をお休みさせます」と言った御連絡もいただいています。いわば, 保護者の皆様が,本校にウイルスを持ち込ませないために,徹底した「水際作戦」を展開して下さっているということです。有り難いことです。 私たちも,本校が感染の場とならないように努力しますので,今後ともお力添えの程,よろしくお願い致します。分散登校を明日に控えた本日の 取組については,この後,UPします。

2022年1月25日火曜日

【速報】常永小の分散登校

このことについて,昨日お伝えしましたように本日,子ども達が「お便り」を持ち帰ります。御確認をお願いします。なお,主だった内容と 「お便り」で伝えきれなかったことを,ここでお伝えさせていただきます。①これまでの「常」・「永」の2グループを用いて,1日おきの分 散登校を実施します。②学期末を控え,学び残しは許されないことから,1年生からの全学年で6校時授業とします。ただし,低学年生に対して は,fullの6時間授業は厳しいことから,学習の進め方には十分配慮します。③下校時の安全を確保するために,6校時の終了時刻が早まるよう に特別日課を仕組み,更に「集団下校」とします。④児童のことだけで無く,保護者への感染拡大を防ぐという社会的命題から,保護者にご参集 いただく行事については,色々な対応を試みました。詳しくは,本日配布の「お便り」を御覧ください。「地域・社会に開かれた学校」をめざし, 今後とも積極的に情報発信を行って参ります。御質問等がございましたら,担任や教頭等にお問い合わせ下さい。当然,直接に,私宛でもOKです。

2022年1月24日月曜日

27日から分散登校

昨日の知事の会見を受け,また本日の山日新聞の1面見出しを見て,予想されていた方もいらっしゃるかと思いますが,町内小中学校は1月 27日~2月9日までの間,分散登校を実施することになりました。「あんしんメール」でもお伝えさせて頂いたように,詳細は明日発出する お便りを御覧ください。これらのことを決めた臨時の校長会から足どり重く学校に戻ると,クラブ活動の時間で,4年生以上の子ども達が,思い思いの活動 を,楽しげに行っていました。「学校はこうでなくちゃ」と思いつつ,むしろ子ども達に励まされる思いがしました。3年生のクラブ見学会も 兼ねた本日のクラブ。本校には,陸上や漫画・イラストといった,いわゆるお決まりのクラブの他,ダンスや写真,常永ギネスなど今ドキのク ラブもあります。3年生の目には,どのように映ったのでしょうか。さて,給食は本日から「全国学校給食週間」に突入。郷土食フェアーです。 初日の本日は,大塚にんじんを使ったにんじんご飯,湯葉をふんだんに使ったすまし汁が供されました。個人的には,甲州ワインビーフとにじま すが気になるところです。「果たして,お味やいかに。」(←なんでも鑑定団のナレの口調で読んで下さい。)

2022年1月21日金曜日

大人の話

学校は,教育行政の一機関ですから,当然,議会の御承認を得た予算に基づいて,経営を行います。今日は,令和4年度当初予算に向けて, 町長ヒヤリングがありました。太田教育長様に御同席頂く中で,事務の岩村先生と出向きました。コロナの収束が見通せない中,「安全・安心 の確保」を第1に,「学力及び健やかな成長を保障する」ための予算について,御説明をさせていただきました。緊縮財政の中,学校に対して 御理解をいただけ,有り難く感じました。

2022年1月20日木曜日

使う人への「お・も・い・や・り」

昨日朝,校内巡視で見つけたモノ。3階の隅に,Universal-Designのトイレがあります。普段から,大人も含め,ほとんど誰も使いません。 そのような場所であるからこそ,昨日,中の様子を見てみました。すると,トイレットペーパーの先が,写真のように折りたたんであることに 気付きました。使う人がほとんど居ないトイレなだけに,私の中には,「掃除当番がしてくれたんだ!」との確信が生まれました。清掃指導担当 に聞いたところ5年3組が担当とのこと。早速,担任の末木先生に事情を話すと,5の3の髙野君が,使う人のことを考えて折り曲げてくれた ということがわかりました。髙野君は家のトイレがそうなっているから折ってくれたのでしょうか。それとも,家族で泊まったホテルのペーパーが そのようになっていたから,見よう見まねで折り曲げてくれたのでしょうか。真相を確かめてはいませんが,すごい気遣い,優しさだと驚いて しまいました。私の脳裏には,彼の滝川クリステル女史が「お・も・て・な・し」と指を動かした場面が,「お・も・い・や・り」と言葉をかえ てよみがえりました。素晴らしい人柄の芽生えだと思いました。立派!

2022年1月19日水曜日

1月18日の朝

今朝,通勤途上の市川広一郎様(本校学校運営協議会委員・元本校PTA会長)と,北西門付近でお目に掛かりました。即座に「校長先生,大変 ですね。コロナの感染状況はどうですか」と温かい言葉を掛けていただきました。その直後,常永小学校西交差点では,旗振りボランティアで 立ってくださっていた名執明美様(本校学校運営協議会委員・民生委員)に,「スキー教室の延期。子ども達には,ちょっと可愛そうでしたね。」 と,子ども達を気遣う優しい言葉を掛けていただきました。このように,本校は多くの方々に支えられているのだと思うと,外気はとても冷たかっ たですが,逆に心は,ホッカホカでした。帰校後,校内巡視を行いました。2年2組では「朝学」の時間を活用して,本読みやタイピングの練習に 取り組んでいました。幼い子どもの習得の早さといったら,スゴイ!1校時,校庭では,寒空の下,4年3組がポートボールの学習をしていました。 子ども達も頑張っていましたが,ナ・ナント,担任の辻先生はハーフパンツ姿でした。私だったら,「モロ,風邪ひーちもーよ」。若いってスゴイ! 今日は,この校内巡視で素敵なモノを発見しました。詳細は明日。お楽しみに!

2022年1月18日火曜日

スキー教室「延期」

「あんしんメール」でお知らせしましたように,明日予定していた5・6年生を対象としたスキー教室を「延期」させてい ただくことにしました。オミクロン株感染のリスクが高まっている,との判断によるものです。危機管理の「さ・し・す・せ・ そ」なる言葉があります。太田教育長から兼ねがね御指導いただいていることですが,その第1項目の「さ」は 「最悪の状況を想定して対応する」を示しているのだそうです。町内4校,同様の対応となりましたので御理解ください。 本日は,各校が町の教育委員会から指導を受けたり,各校と町教委とが連絡・調整を図ったりする月1回の定例会議「四校会」が 開催されました。ここで指導を受けたこと,研修したことを,今後のコロナ対策にも活かしていきたいと思います。現時点 で本校の「水際対策」は功を奏しています。各御家庭にあっても,引き続き,御理解と御協力をお願い致します。延期後 の実施日については,決定し次第,御連絡致します。今朝5時30分,北東から南西に移動する人工衛星を見ました。思わず 手を合わせて「終息,終息,終息」と3回唱えたのですが,流れ星ではないのでダメですか(;^^)ヘ..

2022年1月17日月曜日

令和4年1月17日(月)

阪神・淡路大震災の発生から27年だそうです。高速道路の支柱が根元から折れ曲がり,横倒しになった映像は未だに鮮明に残っています。通勤 途上の車の中に流れた報道によると,神戸にあっても震災の跡形を探すことが難しくなってきたとのこと。ほどなく,東日本大震災が発生した日 を迎えますが,いずれにせよ風化させてはならない記憶と教訓だと思います。ちなみに,私と教頭先生との,本日の会話の一つは,梅雨時に実施 できなかった「釜無川の堤防が決壊した」場合を想定した,垂直避難訓練を,「年度内に是非やりきろう」でした。災害はいつ,やってくるか分 からない。トンガ沖噴火も,その事を伝えているのかもしれません。さて,教室増築工事に伴い設置されていた,安全確保のための仮囲いやゲート 等が,週末に撤去され,元の常永小学校が戻ってきました。6月25日以来です。後は遊具の設置と各種検査を待つのみとなりました。一方,新築 の教室使用が待たれるところですが,脇の桜に目を転じたところ,つぼみも膨らみかけてはいるものの,まだまだといったところです。校務センター 前に,落とし物として届けられた物を,展示しました。「近頃,そういえば,●●を洗っていないわぁ~」,或いは「身に付けていないわぁ~」と いった場合は,お子さんに「落とし物の場所を見てらっしゃい」とお声がけをお願いします。

2022年1月14日金曜日

「成人式」と「2分の1成人式」

3連休の中日9日午前に,「第75回 昭和町成人式」が催され,昭和町立学校4校を代表して出席させていただきました。個人的な印象で 恐縮ですが,成人式というとド派手な衣装に傍若無人な振る舞いの新成人が自己主張といったシーンを心配してました。故に,静寂の中に 若者特有の若々しさ・清々しさが感じられる成人式に,とても感激すると共に,諸先輩方が築かれた「昭和教育」の成果に,昭和町立学校の 校長として,背筋が伸びる思いを致しました。また式に先立ち,「 自然と調和した、美しい町をつくります。」,「 文化を育て、豊かな町 をつくります。」,「 たがいに助けあい、うるおいのある町をつくります。」,「 心と体をきたえ、明るい町をつくります。」,「 きまり を守り、住みよい町をつくります」という昭和町「町民憲章」が朗読され,改めてここに記された町の担い手を育てていかねばと,思いを新た にしました。さて,本日,例年4年生がこの時期に取り組んでいる「2分の1成人式」の発会式が行われました。4年生,10歳の会という ことで「2分の1」と形容します。しかし,4月1日より民法が改正され18歳をもって成人にするとか。一方,報道に依れば,多くの自治体が 来年度以降も,20歳を対象に「成人式」を行うそうです。と,なると本校の「2分の1成人式」は・・・。よく,考えます。通学路上に,蝋梅(ロウ 梅)の可憐な花を見つけました。今朝もとても寒かったものですから,小さな春を見つけた気分で,ホッこり心が温かくなりました。

2022年1月13日木曜日

厳寒の1日

「今年の冬は寒い」と言う声をよく耳にします。今日は日中はともかくとして,とっ~ても寒い1日でした。中でも,子ども達が登校する 時間帯は,かの富士山も凍り付く朝でした。そんな中,子ども達が,ある子はフードをかぶり,ある子はカイロを手に,へこたれず登校し てきました。子どもの中には,耳覆いも無く,手袋もしないで登校している子もいました。お家で一声かけて頂けると有り難いです。中休み, 昼休みには,センターコートで元気に短縄・長縄に興じる子ども達の姿が見られました。午後には,教育委員の皆様による,数種の検査を残すの みとなった新教室の視察がありました。委員の皆様方,口々に「素晴らしい」「素晴らしい」とおっしゃっていました。そのような素晴らしい 教室が私たちの手に!有り難いことです。

2022年1月12日水曜日

心を落ち着かせて,全集中

昨日から今日にかけて,全クラス・全学年で書き初め大会が行われました。3校時に訪れた2年3組では,硬筆での書き初めが行われていました。 お手本を原稿の行に沿わせて,1行・1文字,丁寧に試写します。正しく,「心を落ち着かせて,全集中」です。橋本さんのお手本には,志村香里 先生から教えて頂いた注意点が,事細かく丁寧に記されていました。ただただ「よ~く見て書くのですよ」ではなく,一文字一文字適切に・丁寧に 御指導くださった志村先生の指導力もみごとですが,その教えを聞き漏らさず手本に書き写した橋本さん達(何人もの子ども達が,書き写していま した。)も,誠に立派でした。「大会」と名が付くと,どうしても「入賞」が目的化しますが,実際は,幼きときに,「心を落ち着かせて,全集中」する すると言った経験や,人の手を借りずに一行・一文字違えず書き写す「緊張」を経験するといったことが,とても大切な気が致します。本日は,第 26回を数える,増築に関わる打合せ会が,校内多目的室で開かれました。来月中には,学校にお引き渡し頂けるにまで,ほぼ完成しました。鮮や かな緑色のゴムチップ。「映え(ばえ)」ていますね。←自画自賛(;^^)ヘ..

2022年1月11日火曜日

3学期,本格始動!

連休明け。しかも,小雨交じりの曇天。何ともエンジンのかからない1日だったと思います。これを裏付けるかのように,本日は遅刻の児童が, いつも以上に多い1日となりました。県内を見渡すと,本日,始業式のピークだそうですが,金曜日に一足早く始業式を実施した本校は,むしろ 本格始動の1日となりました。4年4組のように3学期の係りや当番を決めるクラス,4年1組のように早速授業を行うクラス。日常が戻りつつ あります。6年生の先生方は,3学期の教育活動と並行して,6年生の卒業に向けての準備におおあらわです。今日は主任の小林先生が,卒業 アルパム作成を依頼している保坂スタジオ様と,思い出のAlbumに入れ込む写真について入念の打合せを行っていました。私も6年担任の折には行い, 何度も泣かされてきた作業です。1年生からの思い出の写真に,個人の偏りがないように1人一人何回映っているか。学年で何度も見返す気の 遠くなる作業です。(余談ですが,先日,某N局の朝の報道番組を見ていましたら,児童が映り込んでいる回数を自動で読み取るApplicationが 開発されたとか。時代はかわるものです・・・。)卒業学年の6年の先生方には,この他多くの,「6年生担任ならでは」の事務処理が沢山有り, 頭が下がる思いです。

2022年1月8日土曜日

ささやかな伝統・意味ある伝統

昨日の始業式の模様を放映した「スゴろく」。御覧頂けましたか。あの中に,本校が開校以来,20年間大事にしている「ささやかながら,されど 意味ある伝統」がしっかりと映されていました。それをお伝えさせて頂きます。写真(テレビ映像から転写)を御覧ください。これは2年2組の 石川さん,4年2組の萩原さん,6年1組の三浦さんの3人が,始業にあたり,児童代表として「冬休みの様子と3学期に頑張りたいこと」を述 べる場面です。よく見る場面ですが,3人は原稿を持っていません。読んでいません。そう,「この時」までに原稿を丸暗記し,「本番」に望ん でいます。これが,本校の「ささやかながら,されど意味ある伝統」なのです。子どもの学習を取り巻く環境も激変し,一人1台のタブレット型 端末が貸与され,漢字も計算も,指先の操作一つで瞬時に正解が表れる時代となりました。さらに,「考える」こと,「表現する」ことに重きが置 かれる教育思潮の中で,どこか「覚える」という行為が,片隅に追いやられた感がなきにしもあらずです。しかし,人生の基礎・基本の習得を目 指す初等教育段階にあっては,「覚える」という学習は,脳を鍛えると言う点においても重要かつ必要な学習と,常永小学校は考えています。 実は,多くの学校においては,児童発表の場面では,子どもに原稿(作文)を読ませるのが一般的です。児童,担任,そして保護者にも負担が少 ないからです。(場合によっては,見栄えを気にして,1度限りの原稿を,わざわざ色画用紙に貼らせる学校もあります。)常永小学校は,あえて それをしません。「覚え」させます。覚える当事者にとっても大変,事前指導・直前指導を行う担任も大変,さらに子どもの練習に付き合う 保護者も大変。されど,常永小学校は,この一連の営みを「伝統」として大切に守ってきました。「覚える」という学び方に価値を置き,言語 活動を重視したいからです。また,教育という営みは,保護者・地域の方々の御理解と御協力を頂かねばならない場面が多々ありますが,今回の ように手間暇が掛かろうとも,細かな配慮をしながら推し進める営みと考えています。常永小学校は今後とも,手間暇掛かる教育を大切にしていき たいと思います。一方,このことに気付いたUTYの雨宮さん(カメラの脇に立っていた方)が「子どもさん達,すごいですね。また,ただでさえ 緊張しているのに,テレビカメラが入ったことで,一層,緊張させてしまいましたね。すみませんでした。」とおっしゃってくださいました。 まさしく,そんな“超”緊張場面を,見事に乗り切った3名に,最大限の賞賛をしたいと思います。

2022年1月7日金曜日

3学期start!

昨日同様,大変寒い朝でした。にもかかわらず,子ども達が沢山の荷物を抱えながらも登校してくれました。とても嬉しかったです。さて, すでに全家庭向け「あんしんメール」でお伝えしましたように,本校の始業式の模様をテレビ山梨(UTY6Channel)様から取材を受け,本日 午後6時15分からの同局「スゴろく」内にて,放映していただけることとなりました。せっかくの機会ですので,是非,御家族で御覧頂き, 本校の今朝の様子を,感じ取っていただきたいと思います。なお,テレビ内で放映されるクラスは3年2組の渡邉学級です。このBlogも 「スゴろく」に負けないよう,しっかりと日々の常永小の様子をお伝えしていきたいと思いますので,御期待ください。本年もよろしくお願い 致します。

2022年1月6日木曜日

始業式前日

おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。明日から3学期がスタートするということで,先生方は 諸準備に追われています。昭和町も,子ども達が気持ちよく新しいスタートを切れるようにと,冬休み中,床にワックスを 塗ってくださいました。写真は,昨日撮影したものですが,ピッカピカです。今日は,冬ならではの天候ですが,明日まで には回復するとか。始業が今日でなくてよかったと,寒々しい空を眺めつつ,考えています。明日は晴天とのこと。元気に 登校して欲しいです。多少,宿題がそろわなくても大丈夫。まだ3連休がありますから。(;^^)ヘ..。休業中に,学研様から 2冊の本を御寄贈いただきました。学習資料センターに納め,子ども達に貸し出します。