2022年1月26日水曜日

371という数を前にして

報道に依りますと,昨日の山梨県内における新型コロナウイルス新規感染者は371名だったとか。更に朝刊1面見出しには「ピークは先」 との文字も躍っています。山梨県からも,ほぼ連日,知事名の要請・依頼が,地教委を通して下りてきます。本校は,児童,保護者,教職員と その家族を含めると,約2,000名を超える人々の安全・安心の中心に位置尽く場所となります。そこで,医療崩壊や教職員を含むエッセンシャル ワーカーの確保など,危惧する課題回避のため,適切な行政判断と対処が求められ,正直なところ緊張の連続です。学校の長の立場に立つ方は 私を含め,自校でクラスターが発生することを一番恐れていると思います。私も,学校が安全・安心の場であるというのは,保護者との信頼関 係構築において,1丁目1番地の課題だと捉えています。そんな中,保護者の皆様の中には,「これだけ感染者が出ているのに,常永小学校は 休校の話も聞かないし,集団で検査を求められているといった話も聞かないけれど,大丈夫なのか」という不安感を抱いている方もいらっ しゃると思います。そこで,お伝えしますが,現状において,学校,学年を閉鎖しなければならない事態には至って居ませんし,お陰様で集団で 各種検査を求められる事態にも至っておりません。ただし,これには,保護者の皆様の御理解と御協力があってのことであることを申し添えます。 昨日は,「チームを組んで仕事をしている方が陽性になったので,万が一を考え子どもを早退させます」という保護者様がいました。「下の子が 通っている●●園で陽性者が出たので,下の子の検査結果が出るまで学校をお休みさせます」と言った御連絡もいただいています。いわば, 保護者の皆様が,本校にウイルスを持ち込ませないために,徹底した「水際作戦」を展開して下さっているということです。有り難いことです。 私たちも,本校が感染の場とならないように努力しますので,今後ともお力添えの程,よろしくお願い致します。分散登校を明日に控えた本日の 取組については,この後,UPします。