2022年7月19日火曜日

垂直避難訓練

  本日、中休みの時間も利用し、垂直避難訓練を行いました。

 避難訓練というと、地震や火事を想定したものが多いのですが、今回の避難訓練は、水害を想定して行われました。

 公表されている昭和町洪水ハザードマップを見ますと、釜無川が大雨で氾濫した場合、常永小学校の浸水深は1.5m程度になると予想されています。これは、児童の身長を超える高さで、1階が完全に水没することになります。堤防が決壊してから浸水が到達する時間は30分程度と予想されており、迅速な避難が求められます。

 今日は、1階の教室の1年生は2階の廊下に、2年生は3階の廊下にそれぞれ移動すること、上階の教室も静かに教室で待機し、特別教室で授業していたクラスはそれぞれ自分の教室に静かに戻ること、点呼をして担任等は本部に報告するということを中心に訓練が行われました。

 訓練として実際に動きが大きかったのは1・2年生でしたが、静かに階段を上り、10分以内にはクラス毎避難場所である上階の廊下に集合することができました。

 常永小学校では初めて行う訓練でしたが、全国的に見て、水害が増えている昨今、児童にとっても自分事として捉える機会となってくれればと思いました。