4年生は社会科見学へ出かけました。
「水はどこから」という学習の一環として
甲府市の荒川ダムと平瀬浄水場へ見学に行きました。
まずはじめは,荒川ダムの見学です。
バスの車窓からダムの風景が見えると,
予想以上の広さに驚きの声があがりました。
しかも紅葉の時期でもあり,素晴らしい絶景でした。
施設内で,職員さんのお話を聞きました。
ダムの構造や仕組みについて学習しました。
雨が弱まってきたので,実際にダムの様子を見学させていただきました。
ダムの深さ(高さ)は3階建ての建物と同じくらい。
高さと広さを実感しました。
ダムができる前,このあたりには「能泉村」という集落があり,
ダム建設にあたって,その集落は沈められたそうです。
雨が強まってきてしまったので,お弁当は施設内で食べました。
外で食べられなかったのは残念でしたが…みんなで食べるお弁当はおいしいですね!!!
午後は,荒川ダムから下流へ下り,
平瀬浄水場を見学しました。
みんなが座っている芝生…
実は地下は「浄水池」というきれいになった水が貯められている池なんです。
平瀬浄水場には40ほどの池があります。
実際に様々な池の様子を見ながら,
水がきれいになるまでの工程を学習しました。
「急速ろ過池」の中には,ろ過に使われるものの模型がありました。
砂や砂利など自然のものが使われていることがわかりました。
外に出て,実際に浄水場内で水が通るパイプを通ってみました。
楽々通り抜けられるほど,大きなパイプでした。
次に,資料館を見学しました。
浄水場のビデオを鑑賞したり,さまざまな展示物を見て,浄水場や水道の歴史について学びました。
資料館の外には,浄水処理が終わった
「できたての」水が出ていました。
いつもよりおいしく(?)感じたようです。
あいにくの雨でしたが,
学校や家庭の蛇口から出る水がどのようにして送られてきているのか学ぶことができました。
普段当たり前のように使っている水も
たくさんの人の努力によってできているものであり,
水の大切さに気付くことができたと思います。
これからの学習で,
水を大切にするために,どのような取り組みができるか
考えていきたいと思います。