24日に第2回学校運営協議会が開催されました。今回の学校運営協議会は、
・1学期に行われた職員による学校評価について
・運動会保護者アンケートについて
・通学路点検の結果報告と要望事項について
の説明・報告について各委員から意見をうかがいました。学校評価については、特色ある学校をつくっていくために、その取組や、評価の設問について改善の余地がある等、今後の学校経営の改善に資する貴重な意見が寄せられました。
説明・報告に続き「熟議」を行いました。熟議は昨年度から第2回の学校運営異教議会で行っているもので、「熟慮」と「議論」を重ねながら課題解決を目指す対話のことです。今年度は、「教職員の多忙化を解消し、子ども達と向き合う時間を確保するためには」というテーマで話し合いました。熟議には本校の職員も参加し、全体を4グループに分け、KJ法(付箋を使って参加者の意見をまとめる方法)で行いました。
少々難しいテーマでしたが、参加者の立場によって様々な意見が出されました。各グループで出た意見をまとめ、課題や解決に向けた方策を類型化して発表しました。各グループからは、
・行事の精選
・外部委託
・人材バンクの活用
・人的な配置への取組
・ICTの活用
・教職員の意識改革
・仕事の分類による効率化
・保護者と教職員との対話の場を持つ
・多忙化解消に向け、保護者、地域への広報
などキーワードが発表されました。
今回のテーマは簡単に解決が難しいテーマでありましたが、参加者には問題の解決に向けてより深い理解が図れたのではないかと思いました。今回の結果を整理して、これからの学校経営に役立てていきたいと思います。