2023年10月6日金曜日

6年生が山梨大学の先生によるSDGsの出前授業を受けました。

 6年生は総合的な学習の時間で、SDGs(持続可能な開発目標)について取り組んでいます。今日は、その一環として、山梨大学生命環境学部地域社会システム学科の島崎洋一先生に出前授業をしていただきました。授業は、各クラスごと1時間ずつ行っていただきました。
 本日のテーマは、「様々な発電の方法を知り、エコを実行する」ことです。活動を通して、クリーンエネルギーを含めた発電の原理がわかり、エコな暮らしを実現するにはどうしたらよいか考えました。
 発電する方法のうち、本日は、火力、水力、風力、太陽光を扱いました。それぞれの発電の原理を模型や実験器具を使い、実際に発電しながら学びました。
 火力では、ガスで釜の中の水を水蒸気にしてタービンを回す原理を学びました。


 水力では、高いところにある水を落とすことによって発電機を回すことを学びました。


 風力では、団扇で起こした風で、発電機を回し、おもちゃの自動車を走らせました。なかなか風が起こせず、苦労していました。


 太陽光では、晴れている条件と、曇っている条件の2種類の車にソーラーパネルに光を当て、走り方がどう違うか、対照実験を行いました。



 クリーンエネルギーの発電原理を実際の体験を通して楽しみながら学ぶことができました。
 日本のエネルギー自給率が13パーセントしかないことや、5R(リフューズ、リデュース、リユース、リペア、リサイクル)についても学ぶことができました。
 「ムダ家族とエコ家族」というプリントでは、エコに気を付けている家族と、エネルギーの無駄が多い家族の生活の様子を絵を通して比較しました。
 子ども達は、身近なエネルギーについて発見の楽しさや不思議さを感じ、SDGsについて考えるきっかけとなったと思います。山梨大学の島崎先生ありがとうございました。