2020年11月12日木曜日

けやき学級に訪れた,日本の秋

けやき学級の先生方が魅力ある授業づくりの一環で,「ころ柿」づくりの授業を計画・実践してくださいました。発端は,子ども 達が大好きなビオトープに,渋柿が有り,これを教材として使えないかという発想からでした。ところが,アクシデント発生。 ある程度,柿が熟するのを待っていたけやき学級の先生方の思いをよそに,とある学年の子どもたちが,「さるかに合戦」ばりに 柿をむしり,投げ合ってしまいました。不測の出来事に先生方は焦りましたが,子どもたちに「ころ柿」づくりの学習を通して, 色々な体験を何とかさせたいという思いが勝り,福田先生が御親戚から柿をかきあつめ(だじゃれです。気づかれましたか(;^^)ヘ..) 本日,ころ柿作りとなりました。柿をひもで結ぶ。結束バンドなる便利な物が出回るようになり,ひもで結わえるとか結ぶという 手先の経験がほとんど無くなった今,非常に貴重な体験だったと思います。また,「渋い」という味覚の体験も大事かもしれない という話にもなりました。中庭の赤く色づいた木の葉に干し柿が栄え,日本の秋を醸し出しています。

2020年11月11日水曜日

豊かさを見つめなおす

山梨県には,各校の児童会・生徒会の連合組織である児童・生徒連絡協議会(児生連)という大きな組織があります。この児生連主催による 「アフリカ飢餓救援米」を集める取組を,本校でも昨日と・本日の2日間にわたり,児童会を主催に実施しました。多くの御家庭の協力 により,本年度も沢山のお米を集めることができました。今後は,児生連で一括して集め,アフリカに送ることになります。御協力,有り難 うございました。私も含め,私たちはたまたま,この豊かな日本に生を受けたため,たまたまお米を送る方にいます。が,もしかするとお米を 送られる方の国に生まれていたかもしれません。となると,お米を送るという活動を通して,「施す」といった上から目線の考えではなく,また 日々豊かさを享受していることを当たり前のことと捉えるのでもなく,豊かで快適な日々の生活を,家族で振り返る機会にしていただければと 思います。学校でも,給食指導やあらゆる場面を通じて「豊かさを見つめなおす」機会を設けていきたいと思います。

2020年11月9日月曜日

立冬を過ぎ

先週の土曜日。7日は立冬でした。立冬?ある意味,有り難いことですが,今日も暖かい日差しが降り注ぎ,日中はワイシャツ 1枚で過ごすことができました。シンボルツリーのケヤキもそうですが,近頃紅葉を美しいと感じることが少なくなりました。 温暖化と関係があるのでしょうか。 今,6学年のスペースをでたコリドールに,修学旅行について行ってくださった保坂スタジオ様が撮ってくださったスナップ写真が ,注文を受け付けるために掲示してあります。松任谷由実の歌詞ではありませんが,写真の中のどの子も,皆笑顔。1人の欠席もなく ,全員で,しかも無事に修学旅行に行くことができ本当に良かったと思います。

2020年11月6日金曜日

地元の先生に地域の歴史を学ぶ

4年生は今,社会科で,郷土の発展に尽くした人々の学習として,この地域の地方病である日本住血吸虫病の撲滅に取り組んだ,杉浦健造先生 ・三郎先生親子について学習を行っています。この杉浦先生親子が開院していた病院が,西条2区にある杉浦医院であり,今はお2人の功績を 顕彰する同名の郷土資料館となっています。本日は,この杉浦医院で館長を務める出井寛先生が,貴重な資料や御自身が創った資料を多数お持 ち下さり,3つのクラスに対して各1時間ずつ授業を行って下さいました。私は社会科を専門としていますが,若かりし頃昭和町教育長の太田 充先生とこの出井先生から,社会科指導法について本当に色々なことを教えていただきました。出井先生は田富小学校校長を最後に,学校を離 れられましたが,その玄人肌の指導技術は錆びることなく,子どもたちが前のめりで話に聞き入っていました。挙げ句の果てに,子どもたちは 「セルカリア」等,今日初めて耳にした微生物名を自分のものにして質問連発(下の写真で女子2名が起立している場面)。授業後も「もっと 話を聞きたい」「聞きたい」と声をあげ,子ども達自身が満足した様子でした。今,学校に求められている,主体的,対話的で深い学びが展開 された瞬間でした。

2020年11月5日木曜日

快晴の下,常永小オリンピックが行われました

と言っても,ケーム集会のこと。3・4校時に,縦割り班で実施しました。「室内でのゲーム集会に,天気って関係あるんですか?」と 問われそうですが,実はこれが重要!曇天の上に気温が低かったならば気分は盛り上がりません。子どもであればことさらです。気温も上がり, 絶好のゲーム集会日和となりました。学校は,子どもたちにとって「生活」の場。ゲーム集会と言った魅力的な行事,ゆとりと潤いがあって, 勉強に向かうことができるというものです。これからも,子ども達が楽しみにしている行事を大切にしていきたいと思います。 学校で行うことは全て,学習と繋がっています。1人でお店番を務めること,年下の子達を楽しませるために裏方に徹すること。 児童会主任の辻先生は,ケームの始めと終わりはしっかり挨拶をすること,右側通行をすること,3密にならないことなどを,上級生が下級生に 説くように指導していました。各お店(教室)の入り口には,手を消毒するボトルを用意しました。今年の運動会は,縦割り種目が実施できなかった ので,6年生の活躍の場と異年齢の絆を深める場をもて,とても良かったと思います。

2020年11月4日水曜日

学校運営協議会の協議をもとに

第2回学校運営協議会の協議内容やそこで出された御要望等については,10月28日付けblogで御報告申し上げたとおりです。 その中で,「ボールを使った遊び」について,その遊びの条件を緩やかにしてほしいという御要望が出されました。そこで,体育主任の 小澤先生を中心に修正案を立案していただき,過日,終礼の折に,全員でその内容を確認・決定をしました。内容は,これまでどおり, 休み時間後のうがい手洗いの徹底を前提条件に,コロナの感染の主たる理由が「飛沫感染」との知見に基づき,子ども達がもう少し友達と ボール遊びに興じられるようにしました。御理解ください。

2020年11月2日月曜日

11月初日

新しい月,11月がスタートしました。92日間という長い2学期の折り返しです。そこで,気分新たに盛り上がっていこう!と言いたいところですが 月曜日。しかも休日の合間。子どもたちは(大人も?),なかなかテンションが上がりませんでした。そんな中,3年生のあるクラスでは,座席替えが 行われていました。子ども達はこういったことで何気ない日常に変化が生まれ頑張れるもの。良い刺激になると,いいですね。5年のあるクラス では,先週末に行われた稲刈り体験を題材に,作文を書く授業が行われていました。事実に基づいて自分の考えをまとめ,表現する。とても 難しいことだけれども大切な学習です。6年教室では,算数で,グラフの学習が行われていました。算数ドリルの答え合わせでは, 先生の説明を聞きながら,じっとグラフを見つめる真剣な姿がありました。人が学ぶ姿は本当に美しく,しかもそれが,未来ある6年生となると, 頼もしさとともに夢を感じます。11月2日。霜月初日の本校です。朝晩,めっきり寒くなってきました。保護者の皆様も,御自愛ください。