2020年11月12日木曜日

けやき学級に訪れた,日本の秋

けやき学級の先生方が魅力ある授業づくりの一環で,「ころ柿」づくりの授業を計画・実践してくださいました。発端は,子ども 達が大好きなビオトープに,渋柿が有り,これを教材として使えないかという発想からでした。ところが,アクシデント発生。 ある程度,柿が熟するのを待っていたけやき学級の先生方の思いをよそに,とある学年の子どもたちが,「さるかに合戦」ばりに 柿をむしり,投げ合ってしまいました。不測の出来事に先生方は焦りましたが,子どもたちに「ころ柿」づくりの学習を通して, 色々な体験を何とかさせたいという思いが勝り,福田先生が御親戚から柿をかきあつめ(だじゃれです。気づかれましたか(;^^)ヘ..) 本日,ころ柿作りとなりました。柿をひもで結ぶ。結束バンドなる便利な物が出回るようになり,ひもで結わえるとか結ぶという 手先の経験がほとんど無くなった今,非常に貴重な体験だったと思います。また,「渋い」という味覚の体験も大事かもしれない という話にもなりました。中庭の赤く色づいた木の葉に干し柿が栄え,日本の秋を醸し出しています。