3年生 昔のくらし体験
3月5日,3年生は社会科・総合的な学習の時間の一環として,
昔のくらし体験を行いました。
児童は3つのグループに分かれて,昔のくらしに関わる体験を行いました。
外では,七輪でおもちを焼く体験が行われました。
朝早くから火おこしを行いました。炭に火がつくまではなかなか時間がかかります。子どもたちも
「火が消えちゃう…。」「どうしよう…。」
と,最初は戸惑っていました。その中でもうちわで一生懸命扇いだり,息を吹きかけたりしながら,全グループが火をおこすことができました。
おもちが焼け,ふくらんだ様子を見て
「やったぁ~!焼けた~!!」と嬉しそうな声を上げていました。
焼けたおもちは保護者ボランティアの方に砂糖醤油をからめていただき,おいしいおもちができました。
その頃,調理室では,すいとん作りが行われました。
保護者ボランティアの方や昭和町食生活改善推進委員のみなさんにご協力いただき,すいとんを小麦粉から練って作ったり,材料を洗ったりしました。ボランティアの方や食育推進委員のみなさんの包丁の使い方を見て,子どもたちも
「すごい!!」
と,一言。大人のお手本を見ながら,包丁を使って,丁寧に材料を切っていました。
盛り付け,配膳までグループで協力しながら,具だくさんのすいとんを完成させることができました。
教室では,昔のおもちゃ作りが行われました。
ぶんぶんごま,紙トンボ,輪ゴムでっぽうを作りました。昔から伝わる手作りおもちゃを楽しんで作っていました。各グループに保護者のボランティアの方についていただきながら,作り方を見て,三種類のおもちゃを作ることができました。できたおもちゃで他のグループの子どもたちとも一緒に遊びました。
「できた!!」「おもしろい!!」
などの声が聞かれ,楽しんでいる様子でした。
各グループの体験がおわったあとは,交流会です。
できあがったすいとん,おもちを各グループでいただきました。
あっという間に食べきっていました。
子どもたちの生き生きした表情がたくさん見られた体験となりました。
保護者ボランティア,昭和町食生活改善推進委員のみなさん,ご協力いただき,ありがとうございました。