6月5日水曜日,4年生は社会科「ごみはどこへ」の学習として,
中巨摩地区広域清掃センターへ見学に行きました。
ここでは,3市3町(甲斐市,南アルプス市,中央市,昭和町,富士川町,市川三郷町)のごみが集められています。
はじめに,燃えないごみの見学をしました。
燃えないごみは,袋を破いたのち,4つの種類(スチール・アルミ・不燃残渣・燃えるごみ)に分別されていきます。
スプレー缶を処理する機械もありました。安心カンカンという名前だそうです。
次に,資源ごみの見学をしました。
びんや乾電池,段ボールなどの資源ごみも,種類別・色別に処理され,再利用されていきます。
清掃センターの煙突を見ました。
高さはなんと59m!!
とても高くてびっくりしていました。
次に,計量器を見学しました。
ごみ収集車がこの上に乗り,ごみの重さを量ります。
今回は,クラス全員の重さを量らせてもらいました。
どのクラスも1000kgを超えていました。
外の見学を終え,今度は中の見学をしました。
はじめに,テレビで今の焼却炉で燃えている様子などの映像を見ました。
950度くらいの温度で燃やしているそうです。
次に,資源ごみはどのようにリサイクルされるのか教えてもらいました。
資源ごみが身近なものにたくさん変身をしていることを知りました。
中央制御室も見ました。ここでは,焼却炉などの施設の管理をしています。
ごみクレーンの見学をしました。
大きなクレーンゲームのようで,1つかみ1200kgものごみをつかむことができるそうです。
クラスみんなの重さをつかむことができると知り,驚いた様子でした。
クレーンでごみをつかみ,高いところからごみを落とします。
均一に燃焼させるためにクレーンを使ってごみを混ぜていきます。
ごみを落とすときの音がガラス越しにも聞こえるくらいの大きな音でした。
普段何気なく捨てているごみがどのような流れで処理されていくのか,
子どもたちは目を輝かせて見学をしていました。
ごみを減らすために,資源を大切にするために,
自分たちはどうするべきか,これからの学習で考えていきます。