2020年10月27日火曜日

長所を生かし,伸ばすとは

本日,道徳の授業参観を開催しましたところ,多数の保護者の皆様に御参加いただきまして誠に有り難うございました。担任の先生方は,児童の発達 段階,今回のテーマであり社会問題化している「コロナ関連の問題」,教材の提示の仕方等,色々なことを勘案して授業を行いました。保護者の 皆さんには,どのように映ったでしょうか。2校時の6年生では,ノーベル生理学・医学賞受賞者・山中伸弥教授を題材に「長所を生かし,伸ばす とは」という難しい問題に取り組んでいました。私たちが学生の頃は,覚えるということが学習の中心でした。いまは,覚えることはもとより考える ということが重視されています。しかし,これがゴールではなく,最終的には学んだことを「生かす」という最も大切な段階が残されています。 「学んだけれども,実際の生活に生かされない」。ここに,道徳教育のみならず,これからの学校教育の課題があります。過日,昨年度の日本の 学校を舞台にしたいじめの発生件数が公表されました。本校でも残念ながらいじめはゼロではなく,現在解決に向け取り組んでいる案件もあります。 (blogが滞った理由の1つでもあります。)「いじめ」はいけない。1年生でも分かります。しかし,実際は人をいじめてしまう子が出てくる。 いじめられている子どもを全力で守る。と,並行していじめを止めさせ,むしろいじめをする子を生まない教育をする。この課題に,日々取り組ん でいます。本日,授業参観でお越しになった保護者様から,「東門を出たところの「いかのおすし」のシールは,ぬれると滑りますよ」という貴重な 情報を頂きました。学校でも指導しますが,御家庭でも御指導ください。