本日,富士見高原スキー場でスキー教室を行いました。
今回が初めてのスキーという子も多く,とても楽しみにしている様子が見られました。
心配された天気でしたが,富士見高原スキー場は曇りで,暑くなりすぎずちょうどよい天候でした。
スキー教室開始直後,まず子どもたちの前に試練の壁として立ちはだかったのは「スキー靴をはく」ことでした。
なかなかうまく履けずに「先生~」「うまくはけない~」「見てくださ~い」という声がたくさん聞こえました。
次の試練の壁は,「両足にスキー板を履くこと」でした。片足にスキー板を履くと…「わぁぁ、すべるぅぅぅ!」と早速スキーですべることを満喫している様子が見られました。
試練はまだまだ続きます。次は「立ち上がること」です。転んだ後,自力で立ち上がることができるよう,立ち上がり方も学びました。
午前中の最大の試練は「板をハの字にしてすべること」でした。
板をハの字にしてスピードをコントロールしたり,止まったりすることができることが安全にスキーを楽しむために不可欠な技術です。
初めはなかなかうまくコントロールできず,転んでしまう場面も多く見られましたが,へこたれずに立ち上がり,何度も練習に取り組んでいました。
また,同じグループの仲間同士で「大丈夫?」「うまいじゃん!」などと声をかけてお互いに励まし合っている姿も見ることができました。
午前中の練習が終わると「疲れた~」「もう無理~」と言った声もありましたが,昼食のカレーを食べると元気100倍に復活していました。
午後の練習は,どの班もリフトに乗って,上の方からゲレンデを滑り降りていました。
午前中に厳しい試練を乗り越えてきたからこそ,楽しく練習できていたのだと思います。
午後の練習が終わる頃には「え~,もう終わっちゃうんですか…」「もっと滑りたいです!」「今度,家族と来たいなぁ~」と,まだまだスキーを楽しみたいという声が多く聞こえました。
今回をよい機会に,生涯スポーツであるスキーを楽しんでもらえるとうれしいです。
大きなケガ人も出ず,とても充実したスキー教室になりました。