2020年8月25日火曜日

嬉しかったこと・・・2題

1つ目は昨日のこと。登校指導を終え,学校に戻る通学路途上に,明らかに登校班にはぐれた1年男児がうつむき加減に立っていました。「よう!おはよう!どうした!」と,あえて明るく声を掛けました。そしたら「学校,行きたくなぁ~い(ここは,だだをこねるように,甘えるように読んでください)」と,言うではありませんか。そこで「そうだよね,学校なんか行きたくないよね」と言いつつ,街路樹の木陰に2人で座り,ランドセル,マスクを取らせてひとしきり,日曜日に床屋さんに行ったこと,怪傑ゾロリの話に花を咲かせました。そうこうしているうちに,学校に行くのがいやだったことを忘れたかのように,私に誘われるままに,登校しました。彼の名誉のために申し上げますが,8時20分までには余裕で教室に入りました。そしたら,その少年から,中休み,ゾロリの絵が届きました。校長室にかざってあります。 2つ目は今朝のこと。旗振りが終わった3年生の保護者様から,「チョットイイですか」とお声かけを頂きました。御相談の内容は,旗振り用の用具一式を次のお宅に届けるときに,家が分からない場合に難儀すると同時に,個人情報の取り扱いの点からして改善したほうが良い点があるといった御指摘でした。なるべく話しやすい校長を目指してはいますが,保護者様からすると,校長に話をするのはとても勇気のいることだと思います。にもかかわらず,私に声を掛けてくださり,普段お考えになっていることを率直にお話し下された,この3年生のお母さんに,私はとてもありがたく感じました。学校経営は,子ども,保護者に近いところで考え,行うべきものだと思います。すぐには御期待に添えないかもしれませんが,お声を掛けて頂き,共にe学校の有り様を探って行いきたいと思います。