2020年9月23日水曜日

子を思う親の思い

本日,1通の匿名のメールが学校代表宛てに届きました。原文のままお伝えします。「こんにちは。聞きたいことがあるのですが, 教科書とかって学校に置いていったらダメですかね・・・。子供の荷物が重すぎてかわいそうで。」 私自身,熱中症対策の一環としても,このことについては考えていました。実は今朝も,毎朝旗振りをしてくださる萩原スタンドの萩原様と, ちょうど1年生のランドセルが重いことについて話をしたばかりでした。 家庭学習との兼ね合いもありますが,先生方と前向きに相談し,今月中には学校としての考えをお示ししたいと思います。 そんな中での出来事です。1年生が重たいランドセルを背負い,片手に傘,片手に月曜セットの入った布袋をぶら下げていました。 見るに忍びなく,1人の一年生のランドセルを背負ってあげました。ふと,もう一人の一年生を見ると布袋を持っていません。どうしたのだろうと 不安になり,見るともなく後ろを振り返ると,布袋を2つ持った上級生が・・・。もしやと思い,「お姉ちゃん?」と声を掛けたところ, そうですとのこと。今時,こんな妹思いのお姉ちゃんがいるとは・・・。学校に着き,妹が私の所に布袋を取りに来るとき,そのお姉ちゃんが妹に 何か耳打ちを。すると1年生の妹は私に「有り難うございました。」ですって。4年の継美さん。すごい!立派です。!校長賞! 下の写真は,靴箱に収まっていたにーしー(方言で「新しい」という意味)の靴。ここにも,運動会を前にした保護者の我が子への愛情が。 教師は,そうしたお子様方をお預かりしている。改めて,身が引き締まります。