2020年9月9日水曜日

(織田信長の口調で)人間五十年~

もっぱら大人を相手に仕事をする私にとって,登校指導で子どもたちと話をしながら学校に戻る時間は至福のひとときです。今朝も,リコーダーのテストの話やら,カルピスに入れる氷の話やらに花が咲き,果ては「伝記」に話が及んだときのことです。私の隣を歩いていた4年生男子が「思へばこの世は常の住み家にあらず。草葉に置く白露、水に宿る月よりもなほあやし。金谷に花を詠じ、栄花は先立って無情の風に誘はるる。南楼の月を弄ぶ輩も、月に先立って有為の雲にかくれり。人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け、滅せぬもののあるべきか。これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ」と朗々と吟じるではありませか。お主、何者!(;^^)ヘ..聞けば本が大好きで,織田信長の伝記に記してあった,最後の場面の「幸若舞・敦盛の一説」を覚えてしまったとのこと。私は,もう人生五十六年何ですけど・・・どうしたらいいですか。横山弘樹さん。君はすごい!参った!立派な博士ちゃんです。
ちなみに,別シリーズ,集英社版・学習漫画・日本の伝記『豊臣秀吉』のP99~は,6年生が修学旅行で訪れる小田原城攻めの場面が描かれています。6年生には特に,読んでほしいです。
読書指導については,日を改めて,連載でお届けします。ちなみに,本校学習資料センター所蔵の本の冊数は,何と2万2千冊以上!