2020年9月1日火曜日

体験活動に思う

①林間学校2日目は,「冒険ハイク」なる活動が設定されていました。県立八ヶ岳青少年自然の家敷地内に広がる,広大な森の中に12のチャレンジ遊具が設置され,それらに挑戦しながらコースを1周するという体験プログラムです。はしごでうんていに上り,うんていの上を四つんばいで渡って縄ばしごでおりるとか,川にかかっているV字型の橋を渡るとか,ハラハラドキドキしながら,普段できない体験にチャレンジするというものです。私は「木登り砦」なるチャレンジ遊具の見守り係りとなりました。高さ2メートル程の高さの砦に,木の枝を頼りに登り,降りてくるというものです。微妙な高さに,「私は高所恐怖症だから」と尻込みする子も。そこで,まさしく腰が引けている子どもに,「上を見て枝をしっかりつかむ。枝に足を掛け,グンと枝の上に登る。そしたら,次の枝をしっかりつかむ。これをゆっくり,繰り返ししてみて。」と声をかける。場合によっては,「この足を,次にこの枝に持って行って・・・」と具体的に指示する。するとどうでしょう。ほぼ全員が,この砦をクリアーしました。遊びを通して,苦手なことを克服する。そして,プチ自信を得る。何と素敵なことでしょう。砦の上から私を見下ろす顔は,安堵の表情と心なしか頼もしく見えました。②本日は,県教委学校施設課の皆さんが,町が本校に設置してくださった「移動式大型エアコン」を視察にみえられました。自慢の品です。