梅雨入りが発表され,あいにくの空模様でしたが,
4年生は2回目の社会科見学へ出かけました。
今回は「ごみはどこへ」の学習として,
中巨摩地区清掃センターへ見学に行きました。
ここでは3市3町(甲斐市,南アルプス市,中央市,昭和町,富士川町,市川三郷町)
のごみが集められています。
はじめに,燃えないごみと資源ごみの処理について見学しました。
燃えないごみは,袋を破いたのち,種類別に分別されていきます。
資源ごみも,種類別・色別に処理され,再利用されていきます。
中巨摩地区清掃センターの煙突の高さは59mです。(シンデレラ城(51m)よりも高い・・・笑)
近くで見ると迫力があり,とても高く感じました。
次に,計量機を見学しました。
ごみ収集車がこの上に乗り,重さをはかります。
今回はクラスごとの重さをはかりました。
どのクラスも・・・・・・1000kgを超えました!
今度は館内の見学です。
資源ごみがどのように加工や再利用されていくか
実物を見せながら説明してくださいました。
中央制御室の様子も見学しました。
ここでは焼却炉などの施設の管理をしています。
焼却炉の温度は950度にもなるそうです。
今日の見学で一番の楽しみ,ごみクレーンです。
ひとつかみ最大1200kgのごみを持ち上げることができます。
運ばれてきたごみは水分を多く含んでいるため,
均一に燃焼させるためにクレーンを使ってごみを混ぜていきます。
クレーンで高いところから一気にごみを落とし,袋を破いていきます。
その勢いはすごく,見学用のガラスに手を当てていると・・・・・・
「ドドドドドド」という音とともにガラスが振動するのが感じられました。
普段何気なく捨てているごみがどのような流れで処理されていくのか
子どもたちは目を輝かせて見学していました。
同時に,ごみを処理するのにはたくさんのお金やエネルギーが
使われていることも学びました。
ごみを減らすために,資源を大切にするために
自分たちはどうするべきか,これからの学習で考えていきます。