本日の朝刊各紙は,国が段階的に公立小学校において,1学級当たりの上限人数を全学年,40人から35人に引き下げる方針であることを報じてい
ます。「これはすばらしい」とお感じになった方のなかにも,山梨県の少人数教育は既にその先を行っているということを,ご存じない方も
いらっしゃるのではないでしょうか。実は,山梨県においては,「はぐくみプラン」の名の下に,1,2年生は上限30人で,そして3年生
以上も「既に」35人で学級編制を行っています。当然,私たち常永小学校においてもです。むしろ,山梨県は更にその先,来年度入学の新1年生
においては,最大人数25人で1クラスを編制する政策を検討していると聞きます。実現するかどうかは,まだ分かりませんが,「米百俵」の話
ではありませんが,教育は未来への投資。文化国家として,有り難い議論です。サム先生と英語を学んでいた1年2組は22名。伝統文化に触れる
教育として百人一首に興じていた5年2組は33名です。(ちなみに,百人一首の後は,しっかり除菌をさせました。)