2020年7月3日金曜日

授業風景2題

「見渡せば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける  素性法師」。本日,訪れたとある学年の国語の教材です。何年生だと思いますか。な,なんと,4年生の教材です。ねらいは,「教科書に記されている意味を基に情景を思い浮かべられるようにする」こと。本日・週末の宿題は,暗記してくることだそうです。一瞬,「えー,これは大変」と思ったのですが・・・。次の瞬間,ふと40年近く前,小学校で教えていただいた「もみじ」という童謡に,「水の上にも織る錦」という一説があったのを思い出し,覚えるという学習は大事だなと,妙に納得をしてしまいました。4年1組望月美奈子学級の授業風景でした。ちなみに,算数は,電子黒板を使って図形の学習をしていました。下の写真の2枚目は,2年1組秋山珠穂学級の算数の授業。プロジェクターを使っての授業でした。本校のホワイトボードは,建設時に,ホワイトボードがスクリーンになるようにと,光ることを防ぐオフホワイトになっています。もう一題。6年2組辻学級の席替えの様子。私がお邪魔したときには,新しい席が決まり,新しい班も確定して,先生が学級指導をしている場面でした。そこで,辻先生曰く「新しい班を,生活しやすい班,e班にするかは自分たちの努力だ。これまでの班の人たちに感謝しつつ・・・」。子どもたちに,ものの見方,考え方を示す素晴らしい指導だと,廊下から聞いていました。「席替え」ワクワクしたものです。