2021年1月21日木曜日

教科書に書いてないことも、とても大事❗️

前号で,小学校の学習はその後の学習の「基礎・基本」故に,とても大事だと言うことをお伝えしました。今日は,教科書には書いては無いけれど ,人生の「基礎・基本」として大事なことを小学校では学ぶ,というお話しをしたいと思います。 過日,とある学年の男児が,担任の先生に伴われて校長室にやってきました。話によると,友達と立ち話をしながら,何気なく壁を蹴っていたとこ ろ,ついつい話に夢中になるあまり,壁に穴を空けてしまったということでした。わるげが無い中での思わぬ展開に,本人自身がビックリし,明ら かに動揺していました。そして,校長先生に報告と「謝る」ということで,緊張をしていました。高学年男児だったので,担任は自分で報告するよう に促しました。男児は私に,一生懸命,説明を行いました。私は,じっと子どもの話を聞いていました。聞きながら,叱る気持ちは全く 起こりませんでした。むしろ,大人になる上で大事なこと,教科書には書いては無いけれどとても大事なことを,この機会に学習してほしいと 思いました。人は,わるげは無くても今回のようにモノを壊してしまったり,場合によっては人を傷つけてしまうことがある。そういった時には つらいけどそのことから逃げず,勇気をもって謝ること。逃げず,素直に謝れば大抵のことは許してもらえると言うこと。「校長先生に謝りに来る ということはとても勇気のいることだったと思うけど,よく謝りに来ましたね」。(叱るどころか,褒めてしまいました。)男児のマスクの縁が, 涙で濡れていました。人を育てるというのは,教科書指導だけでは無く,ほんとうに大事なことが色々とあると思います。