2021年1月26日火曜日

教養 & 暗記

酒折の宮(私は,宮の入り口にある甲府東高校の4期生)は,連歌発祥の地として,その世界では有名な場所です。言い伝えによると,この地を 訪れた倭建命(やまとたけるのみこと)が,「新治(にいばり) 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる」と問いかけたところ,かがり火を焚(た)いてい た老人が,「かがなべて 夜には九夜 日には十日を」と応えたとされています。あくまでも伝説に過ぎません。身分や身なりに関係ない,人のもつ教養 を考えさせてくれる逸話です。今朝,河西C34班の子ども達と,お正月での家族との過ごし方が話題になりました。花札の他,百人一首もする という話になり,「うっそー」と私が驚いた表情をしたところ,4年生の継美さんが妹で1年生の栞里さんに,やおら「栞里ィ~,あしびきの の 続き,いってごらん」と振るではありませんか!そとたら,1年の栞里さんも,最初は照れていたのに「あしびきの山鳥(やまどり)の尾の しだり尾の 長々し夜をひとりかも寝む」とそらんずるではありませんか!!!いやはや,参りました。このことを,1年の生山先生にお話し したところ,「多くの子は40首くらい覚えているのではないか」とのこと。頭の柔らかい時に覚えたことは,たぶん一生忘れないと思います。 そしてそれは,人が生きるうえでの潤滑油=教養になると思います。かの老人のように・・・。あと,30年程経って1年生が中学生の子どもを持つ 親になったとき,「ママも知っているよ」と百人一首をそらんじられたら・・・。47都道府県をしてもしかり,歴史の年号をしてもしかり, ものを覚え,教養として身につける。大切なことだと思います。来年度以降の常永小教育の特色をいかに描いていくか。日本を代表する文化の一つ である『小倉百人一首』。皆でおぼえてみるのも意義有ることかと考えさせられる一瞬でした。常永小の子は,皆,小倉百人一首をそらんじられる。 素敵です。下の写真は,生山学級や5年生が使っている「5色百人一首」。