19日が卒業式,24日が修了式。いよいよ,今年度もあとわずかになってきました。学校も,各種行事もほぼ終わり,各学年とも学習に熱が帯びて
来ました。と,同時に,校長室に持ち込まれる書類の量も多くなってきました。本日は,そのような書類の中に,とある学年の特別の教科「道徳」
に係る所見がありました。誤字・脱字のチェックが主な目的ですが,いつしか,子ども達がどんな学びをしたか,その内容に引き込まれてしまい
ました。こんな所見がありました。「『きつねとぶどう』の学習では,『親ぎつねが自分が大事にしている子ぎつねをまもりたいという気持ちが
わかった』と,ノートに書きました。自分のために尽くしてくれる家族に対して感謝の気持ちを表そうとする意欲が高まりました」。こんな,所見
もありました。「『今のぼく,むかしのぼく』の学習では,自分の生命が多くの人たちによって支えられ,成長していることに気付きました。『い
のちは自分で守っていく』と,ワークシートに考えをまとめていました」。2学期に「道徳」の授業は御覧頂きましたが,近頃,お子様と,所見
に記されたようなお話しをなさっていらっしゃいますか。このような機会をとらえて,「最近,道徳の時間には,どんなお話しを学習したの」と
問われてみてはいかがですか。下の写真は,春を告げ,目を楽しませてくれる,職員玄関入り口の花々。