2021年9月15日水曜日
曇天なれど,私の心は既に快晴でした
子ども達が登校する頃は,実は今にも雨が降りそうな曇天でした。そんな中,私は,「常永小学校南交差点」を県営団地の方に進んだ住宅地で
次の光景に出くわしました。それは,細い道で,登校班に向かって進んでくる車に気付いた班長が,後ろを振り向き,1年生2名を含む班員に
「車が来たよ,気を付けて」と呼びかける場面でした。この時,班長は,手に持つ旗で,1年生を守っていたと思います。私はビックリする
と共に,とても嬉しい気持ちになりました。その後,その班の後ろに付いていくと,彼の班長は,時折後ろを振り返り,1年生の歩みを確認
していました。私はとても感心し,その場で班長を褒めました。すると班長,「有り難うございます」と,私に感謝の言葉を述べました。
班長は6年の名執優陽さんでした。昨日も,こんなことがありました。御存知のように常永小学校の校長室は,ガラス張り。昔の長野県知事室
のようです(例えが古すぎますか?)。そこで,校長室脇を通る方,先生方や児童,業者さんとも目が合います。昨日も,多くの人と目が合い
ました。相手が低学年児童の場合は,バイバイ(;_;)/~~~と手を振りますが,昨日は高学年児童だったので,軽く会釈をしました。すると,
その女児は何と立ち止まり,私の方を向いて礼をしました。正直,そんな児童は見たことがありません(教員も…)。さらに,ここでも,その女児を
褒めると,女児は同じく「有り難うございます」と私に礼を述べました。女児は5年生の藤田心菜さんでした。お陰様で,常永小にはとても素晴ら
しい子どもがたくさんいます。しかも,褒めると「有り難うございます」と,礼まで言える。有り難いことです。もう一題。今日は,建築中の
2階教室にコンクリートを流し込む(業界では打設というのだそうです)作業が行われました。朝から,方々に交通指導・誘導の方が立ち,見慣れな
い大型車両も校舎に横付けされました。自分が学ぶ校舎建築を間近で見ることができる。こんな経験は,滅多にできるものではありません。
そこで今日は,クラスごとに打設の様子を見学する時間をとり,コンクリートが流し込まれる様子を間近か(といっても,3階コリドールの窓越し)
で見学するようにしました。折しも,今日は,町長様,副町長様,教育長様も工事の進捗状況を御覧になるため来校なされ,3年3組は町長さん
と一緒に工事の様子を見学しました。