2021年9月7日火曜日

学校を支える地域の教育力

本日午前10時前のこと。地域の方より1本のお電話を頂きました。聞けば,本校児童と思われる児童が,複数回に渡り, 某商業施設に出かけているとのこと。こういった御時世なので,まかり間違ってもコロナに罹患したら一大事。「確認なされた方がいいですよ」との御忠告。早速, 教頭先生と2人で御指摘を頂いた場所へ。散策の後,見なれた顔の児童3名を発見しました。場所を学校に移し,学級担任からよく事情を聞いて もらうと共に,「間違えてしまったこと」について,どう考えるかも聞いてもらいました。正直,在宅・在宅を求められる子どものストレスは 痛いほど理解ができます。ましてや子ども達は成長途上の幼子達。しかし,社会全体としてコロナまん延防止に,学校を休業にしてまで取り組ん でいる最中に,これは許されません。担任から,行為を叱るのではなく,したことの意味,したことが持つ医療上の危惧等を諭してもらいました。 ただ今回の出来事。きけば,電話での御指摘の通り,複数回,朝から某所に出向いていたとのこと。当然保護者は,このことに気付かれ てはいなかったと思います。更に,LINEでこれらのことを相談し合っていたことも御存知ないと思います。当然,今一度,学校でも,なぜ分散 登校をしなければならないのか,コロナはどんな危険性を持つのか,大人達もどんな思いで日々過ごしているのか,子ども達に説いていきたいと 思います。叱るのではなく。御家庭でも,今一度,スマホの使い方を含め,家でどのようにして過ごしているのか,お話しをなさってみてください。 最後に,子ども達の名誉のためにお伝えします。子ども達は担任との話し合いの折にも,とても素直に話をし,最後に校長室を訪れたときの目も 本当に素直な瞳でした。教科書を使わない,いい学習にしてほしいです。運動会の練習を行う3年生と,校区内のきれいなお花。