2021年9月9日木曜日
この様な“人”を育てたい
昨日,夜7時30分より,第2回PTA学校委員会が開かれました。ここでは,来年度からの改編を試みる「新しい 旗振り当番表作成方法」に
ついての協議の他,本年度の運動会について,学校の提案に基づいて御意見を頂くなどしました。中でも,運動会については学校の考えや具体的な
取組について御理解をいただけたので,近々「学校ただより」にて正式に,全家庭に対して今年度の運動会について御説明をさせていただきます。
さて,昨日の夕方,こんなことがありました。この3月に本校を卒業した中学1年の男子生徒が,教頭先生への面会を求め公務センターを訪れまし
た。聞けば友人と校庭でキャッチボールをしていた折,誤ってそこに設置されていた進入禁止を示すプラスチックのポールを折ってしまったとの
こと。そこで,謝罪に来たというのです。実は,本年5月にも,同じく本校を卒業した中学1年生が友人とサッカーをしていた折,本校の施設の
一部を壊してしまうということがありました。昨日とは別の少年です。この時も,その中学生は黙って立ち去ることなく,公務センターを訪れ,
謝罪をしてくれました。人の心には,人が見ていなかったならば,場合によっては責任逃れでその場を立ち去ってしまうという弱い心が,ましてや
思春期の子どもの中にはあるような気がします。しかし,ここに紹介した2人の中学生(昨年度,本校の6年生!!!)は逃げず,壊した者の責任
をしっかりと果たしました。責任を果たす,あるいは謝罪するということは口で言うのはたやすいことですが,実際には勇気のいることだと考え
ます。そのことを見事に成し遂げた中学生,本校の卒業生を誇りに感じました。更に,卒業生が母校の小学校を訪れ,キャッチボールやサッカーに
興じる。何と素敵なことでしょう。また,学校は,在校児童はもとより,卒業生,地域の子どもに寄ってもらえる地域のセンターで有りたいとも
思いました。下は,昨日,児童が下校した後,本校の二教室と県教育委員会(防災新館),中北教育事務所(北巨摩合同庁舎)の四か所をネットで
繋いで実施した校内研の様子。更に本日,「まん延防止解除」後の学校について協議する,臨時校長会の様子。