2021年11月27日土曜日

直山木綿子視学官 来校

本校が,文部科学省及び山梨県教育委員会より外国語活動及び外国語科の研究指定をお受けしていることは,既にお話し したと思います。この指定研究の関係で,25日木曜日に文部科学省から直山木綿子(ゆうこ)視学官にお越し頂き,直に 御指導を頂きました。視学官は,初等中等教育局付きのお立場の方で,文部科学省内に数名しかいらっしゃらない方です。 当日は,5校時に3年2組渡邉学級の外国語活動を,6校時に6年3組小澤学級の外国語科の授業を視察頂き,児童が下校 した後,研究会内で親しく御指導を賜りました。我が国の初等英語を,行政の立場で牽引なさる方の視察だっただけに, 私を含めた教職員はもとより,山梨県教育委員会,昭和町教育委員会も緊張してお迎えしました。下の写真を御覧下さい。 3年生の授業中に,直山視学官が直接子ども達の授業に参加なされている1枚です。教育界には,研究授業の折,参観者は 子ども達に語りかけてはいけないという,不文律があります。にもかかわらず,直山視学官が直接語りかけている貴重 な1枚です。これは何を意味するか。実は,本校の子ども達が,あまりに一生懸命に,楽しげに,英語を用いて のやり取りを行っていたが故に,直山先生の“いち教師としての本能”が疼き,子ども達の学びに参加してしまったという 瞬間なのです。要は,国の中枢の方の心を揺り動かすほど,子どもたちが一生懸命に学習していたということです。6年生 の学習も素晴らしく,研究会での講評は,「お褒めの嵐」でした。私は何度も,直山先生の御講話を拝聴していますが,はじ めての経験でした。本研究で学んだことを,全てのクラス,全ての子ども達に,還元して参ります。(20周年記念行事, 視学官視察とBig-Projectが続いていたので,少し休眠してしまいました。今日からまた,学校内外の様子をバリバリお伝え しますので,お付き合いください。)