2021年2月16日火曜日

ありが鯛(たい)

昨日の天気とはうって変わり,風が出てきたものの春を思わせる穏やかな日差しでした。保護者の皆様はお忙しく,御覧になる暇も無かった かと思いますが,雪をかぶった富士山が,青空を背に,日を浴びて輝いていました。そんな穏やかな中,1年生は担任の先生の電子オルガンに 併せて,鍵盤ハーモニカで子犬のマーチを演奏していました。このblog,音をお伝えできず,誠に残念ですが,保護者の皆様にもお聴かせし たくなるほど,しっかりと合奏になっていました。さて,本日は,今日の「給食」について御報告します。これまでも,コロナにより販路が 閉ざされた甲州牛,甲州地鶏といった高級食材が,国の補助金を活用して給食に提供されている様子について,写真付きでお伝えしてきま した。そんな中,本日は,ナ・ナ・ナント,愛媛産の鯛が,どの子にも1切れずつ提供されました。しかも,小骨を全て取り去き,食べやすくし た鯛を,栄養教諭の笹本先生達,給食センターの皆さんが塩麹で味付けし,鯛の塩麹焼きとして供してくれました。とかく,ハンバーグとか ブラウンシチューといった洋風の味になじみの深い子ども達に,この噛めば噛むほどうまみが出る上品な味に舌鼓を打ってほしいと考えた私 は思わず校内放送のマイクを握り,「味わって食べて下さい」とアナウンスしてしまいました。心なしか,校舎内がシーンとして,子ども達が 全集中で鯛を味わっている空気が校長室にまで届きました。是非,夕食のおりに,お子さんの感想を聞いてみて下さい。ちなみに,今晩は,あじの 開きは避けた方が良いかもしれません。出過ぎたアドバイス,失礼しました。