2021年6月15日火曜日

難しい判断

昨年同様,「人と環境 すっきり昭和」様から,5年生にお田植え体験をさせて頂けるというお誘いを,早い時点で頂きました。そして, 学校も「是非,やらせて下さい」とお願いをし,6月15日に「祝,お田植え」と日程を定めていました。そんな中,知事さんから「新型 コロナウイルス感染症拡大防止への臨時特別協力要請」が発出されました。教職員の官制研修も軒並み中止となっています。そのような中 「はて,さて予定通りお田植えを実施して良いものか」。教頭先生,教務主任とで何日も相談し合い,悩みました。結局,私が考えたことは 「ここで,中止したら,稲作を主たる産業として栄えてきた昭和を故郷に持つ子ども達が,もしかして一生,お田植えの経験を持たないことに なってしまうのではないか…」。そこで,考え得る感染症対策を施した上で「お田植えを経験させよう」。このように決断しました。お田植え の様子を御覧になりに訪れた5年保護者の方にお声かけしましたら,「子どもは,とても楽しみにしていた」とお話し下さいました。下した 決断に御理解を頂けますことを,期待します。もう1題。本日は,6年生が「公益社団法人甲府法人会」様をお迎えして,租税教室を3クラス 同時に実施しました。この模様は,近日中に山梨日日新聞に掲載されるとのことでした。