昨日,県から「児童の感染判明なら・・・クラス全員にPCR」という方針が示された,との報道がありました。
この指針の背景について「児童生徒から家庭に感染が拡大していることを受けた対応」と山日新聞は報じています。
この指針,報道を巡って,本校の様子を少し御説明します。そもそも,本校を含む少なくとも県内の公立小・中学校は,
児童・生徒が,コロナ関連の「疑い」「接触者」「濃厚接触者」「感染者」となった場合には,定められた様式
(正式には【様式9-1】)により,第1報を,町教委等,定められた関係機関に報告することとなっています。
この様式には,「経過」を記す欄があり,児童が「接触者」等に位置づけられた状況を記します。565名の児童が在籍
しているので,報告書の上がってこない週は残念ながら有りません。一方,幸いにしてこれまで,校内感染と断定された
ケースは有りませんでした。さらに,経路が明らかになったケースは,その多くが,家庭内感染に依ると思われるもので
した。こうした本校の状況からすると,児童の感染が判明し次第,「学級閉鎖などの措置を取る」となると,
子どもの健康は担保できますが,年度末の教育活動はどうなるのかと,別の課題を抱えます。
具体的な方策は,今後説明がなされるとのことです。また,御報告致します。