2022年2月3日木曜日

価値ある「手作り教材」

教育の世界にもパソコンが導入され,算数で本来,頭の中で図形を広げたり回転させたりしていたものも,小さなディスプレーの中で瞬時に, しかもリアルに見,確かめることができる時代になりました。歴史の授業においても,教科書において取り上げられる42名の英雄達が,目前 によみがえります。「いい時代」です。ところが,いかに便利な「いい時代」になろうとも,教育の世界には「(便利さの)過ぎたるは及ばざるが ごとし」の部分があります。実際に,自分の手で動かし,確かめてみて,本当に理解できるということがあります。教室にパソコンが無かった 時代,教えることを生業(なりわい)としてきた教師達は,そこに工夫を凝らし・エネルギーを傾注してきました。時代が変わろうとも大事なことで, 若い先生方には,是非,真似(「まなぶ」の語源と言われている)して欲しいと思います。内藤先生が,3年生の算数のため,「手作り教材」を 一生懸命作ってくださいました。もう一題。本日,お休みの「常」グループの子ども達には申し訳なかったですが,本日は「節分給食」という ことで,「いわしフライ」の他「福豆」が供されました。県の教育長から「教職員の皆様へ」として,連続して発生した教員の不祥事をうけ, 「戒め」の通達が出ました。本校では皆で,厳粛に受け止めました。「保護者からの信頼は,並大抵のことでは獲得できないが,失うのは一瞬」 という先輩の教えが思い起こされます。