2021年10月13日水曜日

魅力ある学校づくり

先週の金曜日,4年生の校外学習をかわきりに,秋の校外学習がスタートしました。今日は2年生が,県立科学館及び甲府市立動物園に出かけ, 私も引率者の1人として参加しました。今,日本の学校は色々な教育課題をかかえており,校長には「魅力ある学校づくりをいかに推進していくか」 という課題が突きつけられています。社会的存在としての人を育てる機関として,学校は重要な働きをしていますが,当然,学校だけで全てを まかなえるわけではありません。実際に社会に出て,見聞を広める。とても重要なことだと思います。科学館内の体験活動で,こんな子どもの声が 聞こえてきました。「ねえねえ,そこは出口だよ。入り口は,あっちだよ」。その友達のアドバイスで,行動班の動きがかわりました。コロナや, 1人1台のタブレット型端末の活用で,いわゆる個の学習が注目されますが,やはり,幼子達には「群れる」という体験を,沢山させてあげたい, そんなことも感じました。プラネタリウムも見ました。人生で,初めての子も多かったと思います。甲府盆地の今夜の夜景が投影されました。 その後,「甲府盆地の明かりを全て消しますね」とのアナウンスの後,頭上に満天の星空が映し出されました。Milky-Wayがくっきりと浮かび上がり ました。2年生の反応,どうだったと思いますか?期せずして「わ~ぁ~」と歓声が上がりました。それだけではありません。なんと拍手をする子も いました。2年生です。7才,8才です。身体も小さいです。ですが,1人の人間として「感動」を覚えていたのでした。感性が育まれていた 瞬間でした。引率者の一人として,連れてきてあげて良かったと,しみじみと感じました。2年生は,西の校舎で生活していることもあり, じっくり触れあう機会がこれまであまりありませんでした。しかし,今日はいろいろな子ども達と言葉を交わし,感動の時間も共有できました。 2年生ながら,人の話をしっかり聞ける学年だと思いました。中には,テナガザルの前で私に,「猿がチンパンジーになって,そして人間になる んですか」と聞いてきた男児もいました。参った(;^^)ヘ..