2021年10月25日月曜日

寒い日に,心温まるお話

秋を通り越して,真冬のような1日でした。週明けでただでさえ子ども達のテンションも上がらない日に,追い打ちをかける小雨模様。 体調を崩した子どもも多く,欠席者がいつになく多い日でした。今朝は子ども達に,「今週頑張れば,来週の月曜日は創立記念日でお休み。 3連休になるから頑張ってね」と,励ましの言葉を贈りました。御家庭にあっても,今日は特に優しくしてあげてほしいと思います。 さて,そんな寒い日に,心温まるお話しを1題。学校と地域は繋がっているというお話しをお届けします。運動会前の9月17日,「七十七歳 のおじい様」から,「5年3組のみんなさまへ」1通のお手紙が届きました。以下のとおり。「お手紙ありがとう。すごくきれいな字ですね。 五年生くらいの孫がいないおじいさんは,お手紙を読んでいると,心がホカホカして,思わず顔がほころんでしまいました。コロナで, 外での運動ができることも少ないのでしょうが,2学期の運動会には,うんとがんばってくださいね。常永小学校から運動会の音楽が聞こえたら 「5年3組,がんばれ!がんばれ!」おじいさんも一生けんめいにおうえんします。お手紙もらってすごくうれしかった。令和三年九月十六日  七十七歳のおじいさんより 常永小学校五年三組のみなさまへ」。この手紙は,昭和町(福祉介護課)が毎年,敬老の日にあわせて,子ども達の 手紙を町内のお年寄り(お配りする対象は,年齢によって決まっているとのこと)に配る企画の返信です。返信が,「七十七歳のおじいさんより 常永小学校五年三組のみなさまへ」となっているのは,時代の要請で,子どもの手紙も氏名を示せなかったからです。あしからず。いずれにせよ, 子どもの心がお年寄りに届き,そのお年寄りから子どもに感謝の気持ちが届いたという,心のふれ合いのお話しです。実は,過日の学校運営協議会 に御出席なされた委員(この方も喜寿を迎えられたそうです)からも,感謝のお言葉を預かりました。世代を超えて,地域の小学生とお年寄りとの 心が繋がる。何と素敵なことでしょう。子ども達に声援を送っていただきまして有り難うございました。今後とも,昭和町の子ども達を,見守って いただきたいと思います。